のぞみの会-講演会・勉強会
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講演会 2005.01.22 尾道 & 2005.01.30 広島
「お腹の免疫力でがんを克服」

原田 佳子 先生(管理栄養士)

腸内環境を快適に保つ食生活

1. 乳酸菌を多く含む食品を食べる。植物性乳酸菌に注目する。
    *発酵食品、調味料  みそ、しょうゆ、おさけ、漬物
      注意:ヨーグルトは動物性乳酸菌

2. 食物繊維を多く含む食品を食べる。
    野菜、特に根菜類(イモ類・葉物野菜)雑穀類を多く採る
    これらは腸内細菌のえさになる。 

3. オリゴ糖を多く含む食品を食べる。
    野菜(ゴボウ、たまねぎ、アスパラ、ブロッコリー)

4. 豆を食べる。(各種豆類)

5. ネバネバ食品を食べる。
    納豆、オクラ、山芋、里芋、これらにはサポニンが含まれていて腸内の不要物を排出する。

6. お腹を冷やさない食事の工夫。

7. エネルギーの半分は主食のごはんで摂る。
    玄米を良く噛んで食べること。雑穀類にも微量栄養素が多く有効。

8. 乾物を利用しょう。
   切り干し大根、干ししいたけ、かんぴょう など。

9. 農薬、添加物などのない食品選び。
    食品の表示を良く見て買う。信用のあるお店で買う。

10.生産者の顔が見える食品選び。

11.食べないといけないということに捉われない。

12.お腹の具合と相談しながら食べる生活習慣が大切。

13.食べ物を大切に、感謝の気持ちを持つ。

14.味わいながら、楽しく食べる。
    現代社会の食生活は個食、小食、孤食が多い。
    みんなで楽しく心豊かに食べることが大事である。

体を冷やさない食生活
  ほてり、寒いのに汗をかく、手足が冷えるなどの症状に注意。
  冬の寒い日や朝に、窓ガラスに水滴ができるのと同じ。

*冷たいものを食べ過ぎない。
   生の野菜・生の果物・南方でできる食べ物・夏の食べ物・旬でない食べ物
   緑茶・コーヒー・添加物や農薬の心配のある食べ物 何れも体を冷やす作用がある。
   熱を加えると体を冷やす作用が弱まる。しかし食べ過ぎると・・・
   毎日飲むお茶はほうじ茶や玄米茶が良い。
   そして紅茶(発酵茶)ウーロン茶も良い。

*ゆっくり食べる、飲み込む。(冷たいものも温かくして飲み込む)
   体温に少しでも近づける。食べ過ぎを予防。食べ物の味がわかるなどの効果も期待できる。

*香辛料を活用する。特に生姜はお薦め。にんにく、唐辛子も適量使う。
   これらは抗菌作用もある。

*菜の花科の野菜を食べる。
   →カリフラワー・ブロッコリー・キャベツ・大根・かぶら・白菜、

*ねばねば食品を食べる。

*調味料は料理の味の基本に関わる。
   原材料の表示をよく吟味して購入する。調味料は良いものを選んで使用する。

*一日に必要なエネルギーの半分は主食で摂る。

栄養素で考えない。体を温めるか冷やすかを考えながら食事作りをする。
このほうがわかりやすい。お腹の調子をいつもチェックする。健康な便とは・・・
これだったら何時でも自分でできるでしょう!
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